ソローの森の生活を原本で読み始める
職場まで10キロ近くある。
しばらくスーパーカブで通勤していたのだが、先日思い切って電車の定期を買った。
私はバイクで行くよりも電車のほうが好きだ。
コスト的には電車よりもバイクのほうが安価だ。
しかし、「自分の管理できる時間」で考えると前者が上回る。
バイクは往復1時間掛かるが、その1時間で私はほとんど何もしていない。
せいぜい信号待ちの最中にポケットから英語の会話帳を眺めることしかできない。
つまり、私には1日が23時間しかないのも同様なのである。
その点、電車に乗っている間は本を読むことができるのでいい。
何故か集中することができるし、音楽も聴けるのでいたく気に入っている。
そんなわけで、6ヶ月の定期という時間を買ったわけである。
一日1時間×23日として、一月に23時間である。
一年で約270時間を読書に充てることができることがわかる。
この「差」は読書や勉強好きには大き過ぎる。これを書いている最中にもそれを実感する。
先日からソローの「森の生活」を原書で読み始めた。
Walden, or life in the woods.という原題だが、読み始めて思った。
「読みにくい。。」
以前、Haruki MurakamiのKafka on the shoreを読んだ時とは雲泥の差である。
まず単語のレベルが高い。私は知らない単語に赤ペンで印をつけるのだが、その数がやたらに多くなる。
こうなると、逆に燃えてくる。これを完読するころには英語力もかなり向上していることだろう。そう思えてくるのだ。
昨日読んだ箇所から気に入った一文をご紹介いたします。
”
“and instead of studying how to make it worth men’s while to buy my baskets, I studied how to avoid the necessity of selling them
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