生き心地の良い人生に

*

隠居スイッチ

      2016/01/17

Pocket

今日もまた、過ぎていきました。

 

この数日、大原さんの「20代で隠居」を読んでいました。

 

その中で、特に共感したのが大原さんを隠居へと向かわせたある事件です。

 

職場で働く人が究極に忙しくなったときに、「壊れてしまったような振る舞い」を見せたのです。

 

こんなふうになってしまう前に、この職場を、こんなになるまで働かなくてはいけない社会を、こちらから捨ててしまわなくては。(頁160)

 

そして、大原さんは郊外の安い家賃のアパートへと、隠居道へと、一歩踏み出したのでした。

 

人は、スイッチが入るのかもしれません。

何か人生の方角を決めるような、体で感じる反応によって、進路が決められていくのです。

 

 

僕自身も、どうにか嫌な人と働くことをせずに、暮らしていけないものか、そのようなことを強烈に思っていた時期があります。

 

人を労働マシーンのように扱う職場にいた時などは、頻繁に思ったものでした。

 

結局、「生活コストを下げて1人で完結するような仕事をする」っていう結論に行き当たったんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 - 読書

ad pc

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

no image
読書を続けてみてくれ。

僕は読書が好きだ。 読書は出会いなのだ。 読書をすることで僕は新しく生まれ変わる …

no image
もう家では勉強しませんって思い始めてきた。

家で勉強しているとパソコンとかふかふか布団とかで誘惑される。 僕はやっぱりそうい …

no image
貧しき人々

「一番大切な市民としての美徳とは、金儲けの才能だ」 (本質的な意味としてはただ単 …

no image
読書遍歴

紹介文にもあるとおり、僕は20歳あたりから本を読み始めました。本といっても主に小 …

「闇の中に光を見出す」を読んで~貧困になる背景~①社会保障の穴

闇の中に光を見出す(清水 康之 , 湯浅 誠 ) を読んでみました。 日本の社会 …

no image
女性の性欲ーセックスボランティアを読んでー

女性にも性欲がある 上記の表現を書いたとき、なんとなく違和感を感じた。 男性にも …

no image
セックスボランティアという本を読み始めた

今日は午前9時から午後の6時まで寝てしまって 今の時間まで起きている。 オレンジ …

no image
中国の女 エイズ村、売春婦、大富豪

中国語を勉強していることもあって、最近は中国関係の本に目が行くことが多い。 先程 …

no image
ソローの森の生活を原本で読み始める

 職場まで10キロ近くある。 しばらくスーパーカブで通勤していたのだが、先日思い …

「人生の短さについて」 (セネカ著) を10ページくらい読んで。

セネカは2000年くらい前の人です。 その人がこんなことを言っています。 われわ …