生き心地の良い人生に

*

僕は就職できなかった28歳の敗残兵である。

   

Pocket

数年前、僕には新卒で就職できる機会があった。
でも、僕は結果的にそのチャンスを生かせなかった。
僕は精神的に弱い人間だった。
15社くらい面接して、そのことがわかった。
うまく話せなかったし、自分の長所を語ることが得意ではなかった。
必ず就職するという気持ちも今思えばなかったのだと思う。
そして、僕は大学4年の6月にすべての就職活動を辞めたのである。
それからは1日中、部屋の中に引きこもって本ばかり読んでいた。
そこは安全な世界だった。ひどく居心地が良い世界だった。
時々、友達が僕を心配して訪ねてきてくれた。
僕は今の現状をなんと説明すればいいかわからなかった。
卒業後、僕はフリーターになった。
時々、就職できなかったことを後悔するけれど
アルバイトすらまともにできない僕が
あの時、正社員で運よく就職できたとしても
長くは続かなかっただろうなと、思ってもいる。
今、僕は28歳である。
職業、「大卒敗残兵」
希望はないが目標はある。
世界放浪とBライフである。

 - 考えたこと、思ったこと

ad pc

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

no image
Seven years in Oita and Beppu

ずっとこの街に住むと思って この7年間を過ごしてきたわけではないけど いよいよこ …

no image
ある朝、出勤してみると、直属の上司が一匹の巨大な黒虫に変わっているのを発見した

私はカフカの「変身」の最初の一行をたまに音読する。 「ある朝、グレーゴル・ザムザ …

no image
ブックカバーの行く末

本屋で新刊を買ったとき 「ブックカバーはおつけいたしますか?」 と聞かれることが …

no image
今年は暖冬だ

  今年は明らかに暖冬だ。 この街に住んでからもう13年は経っているが …

「闇の中に光を見出す」を読んで~貧困の背景~②悪いのは自分だから

Contents1 スポーツ界の原理が現実世界でも適用され始めていく2 2004 …

no image
人生に何も目的がないなら、1万円台のアパートを借りて1年で100万円貯めよう。

不況と言われる世の中である。 のほほんな大学生活ははるか昔。 今や正社員になるた …

no image
労働はつらい

労働はつらいものだと思う。   労働はつまらないものだと思う。 &nb …

no image
おかあさん

おかあさん。 僕の為に働いてくれてありがとう。 でも僕、おかあさんと一緒にごはん …

no image
急に腰が痛くなった

  先日より、急に腰が痛くなり始めた。中腰のある態勢になった時や、あお …

no image
「誰かのために役に立ちたい」と強く思うことがない

  「誰かのために役に立ちたい。」   時々、世の中の人々か …