隠居スイッチ
2016/01/17
今日もまた、過ぎていきました。
この数日、大原さんの「20代で隠居」を読んでいました。
その中で、特に共感したのが大原さんを隠居へと向かわせたある事件です。
職場で働く人が究極に忙しくなったときに、「壊れてしまったような振る舞い」を見せたのです。
こんなふうになってしまう前に、この職場を、こんなになるまで働かなくてはいけない社会を、こちらから捨ててしまわなくては。(頁160)
そして、大原さんは郊外の安い家賃のアパートへと、隠居道へと、一歩踏み出したのでした。
人は、スイッチが入るのかもしれません。
何か人生の方角を決めるような、体で感じる反応によって、進路が決められていくのです。
僕自身も、どうにか嫌な人と働くことをせずに、暮らしていけないものか、そのようなことを強烈に思っていた時期があります。
人を労働マシーンのように扱う職場にいた時などは、頻繁に思ったものでした。
結局、「生活コストを下げて1人で完結するような仕事をする」っていう結論に行き当たったんですけどね。
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