僕らとアリ
僕らのうちで、誰かこの世界を降りたいと一瞬でも思った人はおられるだろうか。
この世界のあり方に、絶望を抱いている人はおられるだろうか。
僕は今、経験的には26歳の後半35分を越えた所に位置しているが一言いっておく。
君がコーヒーを好きなら、他の誰かが君のコーヒーを奪おうとしても、なるべく離さずにいてくれ。
ところで、君は自分がどういうふうにこの世界から消え去るのかを想像したことは一度でもあるだろうか。
もしあるのなら、この世界の何気ない物事が少し変化して見れることだろう。
そして、それは言葉で言えば「希望」に置き換えられる。
この空の高いところから君の一日の行動を望遠鏡でつぶさに観察すれば、君はまるで一匹のアリである。
土の上をちょこまかと動き回るアリが深刻な悩みを持っていると、君は思うだろうか。
アリはアリのままで、ただ生きているのである。
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