体力あれこれ 170207
2017/02/14
先日、「職業としての小説家」(村上春樹)を少し読んだ。
小説家にとって重要なこととして「体力」が挙げられていた。
小説家の仕事は文字を使って物語を創造することで、そのためには毎日机に向かって継続的に作業することが求められる。
つまり、持続力、ということになる。
春樹さんは持続力を身につけるために大事なこととしてこう述べている。
基礎体力を身につけること。
逞しくしぶといフィジカルな力を獲得すること。
自分の身体を味方につけること。
(185P)
僕は小説家ではないけど、体力に対する春樹さんの見解を読んでいるうちに、「これって僕にとっても当てはまるな」と思い始めていた。
大きく括(くく)れば、僕の生活そのものに当てはまる。
生活はとても単純だったりする。朝起きて、決まった仕事をして、決まった作業をする。その単純さだって、基礎となるのは体力だ。体力がなければ、床に突っ伏しているしかない。
そして、30歳を数年過ぎてから体力はじわじわと落ちていることを実感する。年齢を重ねるに連れて落ちる体力については、やはり春樹さんも言及している。(30代はまだまだ元気な時期と書いてるけど。。)
しかしごく一般的に申し上げて、中年期を迎えるにつれ、残念ながら体力は落ち、瞬発力は低下し、持続力は減退していきます。筋肉は衰え、余分な贅肉が身体に付着していきます。(187P)
その減退をカバーするために、春樹さんは毎日ジョギングしている。
春樹さんは毎日ジョギングをしている。だるい時でも、「うまく言えないけどこれは自分にとって重要な事なんだ」と自分を律している。なにかの研究で、「有酸素運動で海馬のニューロンは増加し、28時間以内に知的活動をすることで脳内ネットワークがより密になる」ことを知って合点がいったらしい。
— ターティ (@bookricefield) 2017年2月4日
僕はジョギングしていない。散歩もしていない。ただ、バイトで階段を昇り降りしたり少しだけ道を歩いたりしているのでその点ですこしだけ救いはあるかなと自分を納得させている。
もしバイトが無くなったら、少し意識して散歩をしたりする必要があるかもしれない。
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