生き心地の良い人生に

*

ふと気がつくと、僕は28歳になっていた。

   

Pocket

ふと気がつくと、僕は28歳になっていた。
記憶を辿って自分が何をしてきたのかを反芻してみても
それほどの年月を積み重ねてきたのか、どうも怪しくなる。
空虚。
ここ数年は年齢を積み重ねていくことに以前ほどに重みを感じられなくなっていた。
自分が思い描いていた28歳の姿と
現実の自分の差異に愕然とすることにも目を遠ざけ
ただ日々を時間に乗せてやり過ごしている。
目の前にはっきりと見えるのは
パソコンのモニターと一杯のコーヒーと、中途半端な語学への学欲だけである。

 - 考えたこと、思ったこと

ad pc

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

no image
無料の惰眠といったものはどこにもない

    マンキュー経済学と言う本を読んでいたら 人々は意志決 …

no image
小さなことを積み重ねていく

  何かをやりたいとか、達成したいと思ったときは   まずは …

no image
「誰かのために役に立ちたい」と強く思うことがない

  「誰かのために役に立ちたい。」   時々、世の中の人々か …

no image
朝の2時間で最もやっかいだけどやらなければいけないことを終わらせること

なぜか、朝と言うのは物事がはかどります。 同じ事を朝の2時間でやるのと夜の2時間 …

no image
キモメン&オッサン化してきている

順調であるのだ、と言える。     正しい老化の道を歩んでい …

no image
20代でバイトをたくさん経験しておいて良かったかもしれない

[ad#co-1]     ちょっと思ったんだけど、20代で …

no image
僕はもっと自由でいいんじゃないか。なぜなら僕はもう死んでいるから

  そんなことを思ったりしている。   僕は本当は、死んでい …

no image
今年は暖冬だ

  今年は明らかに暖冬だ。 この街に住んでからもう13年は経っているが …

no image
冬になった。雪をののしる。足元の電気毛布。

[ad#co-1]   冬になりました。   冷たい風が吹い …

no image
自分が好きなことを損なわれないようにする

  自分が関心のあること、自分が好きなことを   誰かに損な …