3畳部屋に籠(こ)もる
僕のアパート部屋の間取りは2Kで、それは2つの部屋と台所部屋と風呂があることを意味している。
2つの部屋はそれぞれ、6畳部屋と3畳部屋となっている。
3畳部屋に籠もるのは、わりと好きだ。
長時間そこに滞在しているわけではないけど、好きな時にそこへ行って違う空気感に浸る。
3畳部屋には簡易なテーブルと椅子、そして壁際には書物棚がある。
いわゆる「書斎」ということになるだろうか。
ただ、これまでの僕の生活ではあまり有効活用していなかったと
悔恨するような気持ちがある。
他の日常の雑事に追われて本を読んだり勉強したりすることが思うようにできなかった。
そこに入ればそれなりに一息ついたり本を読んだりしていた。
そのたびにこの3畳部屋の良さや読書に浸る快感を味わっていたけれど、少し時間の感覚が空いてしまうとついつい日常やPC作業に追われ長期間に渡ってそこに入らないこともあった。
今日は3畳部屋に入った。1~2時間そこで過ごした。
先日読み終えた「わたしを離さないで」を初めから数ページ再読し始めた。
カズオ・イシグロの処女作である「遠い山なみの光」を読み始めた。
ここ数年読み続けている長編小説アンナ・カレーニナを2ページ読み進めた。
その他、好きな本を書写したりした。
こんなふうに過ごすと、僕にとって納得感のある1日になる。
やや大げさに言えば、救われたような気持ちになる。
これも1~2時間で済むのだから、ある程度習慣にしていきたいと思った。
ad pc
関連記事
-
-
「人生の短さについて」 (セネカ著) を10ページくらい読んで。
セネカは2000年くらい前の人です。 その人がこんなことを言っています。 われわ …
-
-
無責任な若者
車もいらない。2階建ての豪華な家も欲しくない。彼女もいらないし結婚願望もない。子 …
-
-
【労働のつらいところ】 受動喫煙 ~同僚のタバコの煙を浴びる~
そうなんですよ。 職場の体制として厳しく分煙されている環境ならいい …
-
-
理想の生活
最近ずっとブログを更新していなかったけど、今から更新してみる。 今年の2月に大分 …
-
-
淡々と過ごす
淡々と過ごす。淡々と生きる。 複雑さを増す社会状況。 …
-
-
底辺なのに人生に絶望しない理由
僕は年収200万前後だし独身で底辺労働者なのだが、人生にあまり絶望していない気が …
-
-
小さなことを積み重ねていく
何かをやりたいとか、達成したいと思ったときは まずは …
-
-
20代でバイトをたくさん経験しておいて良かったかもしれない
[ad#co-1] ちょっと思ったんだけど、20代で …
-
-
日々の中で、やりたいことはやっておく
一日というのは、やはり否応なく過ぎていくものである。 小学校の頃、一日は長かった …
-
-
自分が落ち着ける(安心できる)何かを大事にすること
1日の中で、自分がそれをやっている時に安心できるモノがあると その日は納 …