生き心地の良い人生に

*

偶然聴いたJames BluntのGoodbye My Loverに感動してしまった

   

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先日、Youtubeを見ていたらJames Bluntさんのライブがおすすめで紹介されていました。”Goodbye My Lover”という曲です。何の気なしに聞いてみたら、内容が素晴らしくやや心が動かされてしまいました。

 

 

 

 

 

 

James Bluntさんはイギリスの歌手で、12年前に発表した”You’re beautiful”が大ヒットしていて、僕もリアルタイムで聴いていました。時どき、下手なりにギターコードにならって弾き語ったりもしています。

 

今回、久しぶりにJamesさんの歌う姿を聴いて、「素晴らしいものを見た、聴いた」。率直にそう思いました。

なぜ僕が心を動かされたのか。それは2つの点が理由だと思いました。

 

①彼の声や歌う姿がとても感情的で凄みを感じさせた。

 

②歌詞がどこか感情移入できるものだった。(喪失)

 

 

①について。 Jamesさんも歳を重ねました。この曲が発表されてから12年経っています。きっとこの曲を何十回も歌ってきたでしょう。にもかかわらず、声も出ていて、歌うその姿も鬼気迫るものがあるように感じられました。予定調和的でもなく、「この一回の演奏にすべてを出しつくそう」というような、そういった感じで、聴くものに訴えかける何か(ソウル)がありました。

僕だって最初聴き始めた時、特に注視していなかったんです。何かを行う作業のBGM的に聴いていました。それが途中ぐらいから彼の歌う姿に目を向けていて、歌い終わった時は聴衆と同じように拍手してしまいました。思わず、「おぉ、すごいな」と声を出してしまいました。

 

②について。曲は”Goodbye my lover”. 2006年発売のアルバム”Back to Bedlum”に収録されている人気の高い曲です。

「将来を約束していた恋人と永遠に分かれてしまった男の傷心を表現する曲」だったような気がします。実際今回、歌詞を確認して「まぁ、そうだな」と認識しました。その歌詞内容について、僕が似たような経験があるわけでも無いので、深く共感できるわけでもありません。ただ、もう少し大きい枠で見てみると、この曲は「人生の喪失」を歌っているようにも思えてきて、そういう視点で聴くとなかなか心に響いてくるのです。

 

Goodbye my lover.   (さよなら 恋人よ)

Goodbye my firend.(さよなら 親友よ)

You have been the one.(君はかけがえのない)

You have been the one for me.

(僕にとってかけがえのない人だったよ)

 

I’ m so hollow, baby,  I’ m so hollow.

I’ m so, I’ m so, I’ m so,  I’ m so hollow.

(とても虚しいよ。ベイビー。

本当に本当に虚しいんだ。)

 

※後に紹介するyoutubeの訳より

※hollow (うつろな、へこんだ、落ち込んだ、空洞の)

 

 

Back to Bedlam

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人生も半分近く生きてみると、失うものもやはり出てきます。

 

若かった頃の体力とか、意志とか、思い出の濃さ、可能性など。また、うまくいかないこともあったりします。

 

 

僕の場合も、そういうものとシンクロしてこの曲の歌詞がこころに迫って来たように思えました。

この曲は最後まで変に希望を見せず、

「僕はとても虚ろだよ。虚ろなのさ」

と歌い切っています。そこがとてもリアルに思えます。決して前向きではない感情をしっかり感じる。堪能する。

 

 

 

 

こちら日本語訳です。ティッシュのご用意がいる人も。

 

 

 

 

 

 

PS: なんか、こういうのをYoutubeで無料で見れるって、やっぱすごい時代なのかもしれない。

好きなバンドの歌を何回も聴いて歌えるように練習する中学生のように、Youtubeを止めたり戻したりして練習してみました。。

 

 

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